(平成14年9月28日 北海道高等学校体育連盟バレーボール専門部会議)
バレーボール競技・合同チームの大会参加編成について
北海道高等学校体育連盟バレーボール専門部
部 長 桜 井 芳 徳
合同チーム編成の条件
1、 個人戦のない団体競技種目について、部員不足により単独でのチーム編成が困難な学校同士による合同チームの編成を認める。
2、 合同チームの参加は全道大会までとし、全国大会への出場権はない。
3、 合同チームを編成するためには、下記の条件を満たしていること。
(1) 各学校において、部活動として認められていること。
(2) 単独チームでの参加がいずれの学校とも困難であること。
(3) 学校が同一支部内にあり地理的に近接していること。
(4) 合同チームによる練習が、計画的、継続的に実施されていること。
(5) 合同チームによる大会出場が各校の校長に承認されていること。
(6) 合同チームによる大会出場は支部長の承認を得ること。
(7) 出場にあたっては各校の顧問が引率し、代表責任者を決定しておくこと。
編成の手続き
1、合同チーム編成の条件を満たしている学校の校長は、教育上合同チーム編成が必要であるという判断のもと、合同が可能な範囲の学校に編成を働きかけることができる。
2、それぞれの学校間で校長が合同チームを編成することに合意した場合、当該校長はその旨を支部高体連支部バレーボール専門委員長及び支部長に申請する。
3、申請を受けた支部専門委員長は、道高体連バレーボール専門委員長及び部長に文章をもって報告する。その後承認の可否を当該支部へ連絡する。
参考資料(平成14年1月確認の全国高体連の方針より)
複数校合同チームについて
(財)全国高等学校体育連盟
複数校合同チームのあり方・基本的な考え方(解説1)
※部員不足のため部活動の継続が困難となり、複数校合同での活動が行われている場合に限る
@ 学校の統廃合に伴う複数校合同チーム参加について
A 部員不足に伴う複数校合同チーム参加について
1、学校の統廃合に伴う複数校合同チーム参加について・・・(省略)
2、部員不足に伴う複数校合同チーム参加について
部活動活性化(解説2-@)のために、全国的に合同での部活動が進められている中で、特に団体競技については、その成果を発表する場として、複数校合同チームでの大会参加を認めてほしいという社会的要請がある。
そこで(財)全国高等学校体育連盟では以下のように考える。
@ | 全国高等学校総合体育大会は、学校対抗制(解説2-A)を原則とする。 | ||
A | 各都道府県高等学校体育連盟及び専門部においては(解説2-B)、複数校合同チームの活動について、その成果を発表する場(解説2-C)を設けるように努力する(解説2-D)。 |
【解説】
1、 複数校合同チームのあり方・基本的な考え方
@ | 複数校とは2校以上をさす。 | ||
A | 試合に出るためだけの合同チームを組むことは認められない。 |
2、部員不足等に伴う複数校合同チームの大会参加について
@ | 「部活動活性化のため」ということがこの制度の基本的発想である。合同チームの編成が勝利至上主義的発想で行われることのないように十分留意する。 | ||
A | 「学校対抗」とは単独校で出場して大会を行うことを意味する。 | ||
B | 「各都道府県高体連と各都道府県専門部」は各全国専門部と連携を密にとり、複数校合同チームに関する基準等を検討し相互に十分な理解を図り、合意の上実施する。 | ||
C | 「発表の場」とは大会等を含む。 | ||
D | 専門部により差異があるので実施可能な専門部から実行に移す。 | ||
※各都道府県高体連と全国専門部は全国高体連との連携を密にし、実施に際しては、その内容等を報告する。